古来、日本で採用されてきた伝統的な工法です。 日本の住宅の8割程度は、在来工法で建てられています。木材で土台・柱・梁などの軸材を組んで構成します。 コストも比較的安価で、立地や敷地条件に対して、間取りや屋根形状など設計の自由度が高いことが特徴です。
現在の建築基準法では、「木造2階建以下の住宅に関しては構造計算をしなくて良い」という例外が定められております。 しかし、SE構法は、ビルや大型建造物などと同じように「構造計算」を行います。 「構造計算」をすることにより、木造住宅でも、高い天井や大空間を実現することができます。 また地震にも強く、原子力発電所や消防署と同等の強度であり、地震保険の料金も約半分で済みます。
鉄骨造とは、住宅の骨組みに鉄骨を使用した構造のことです。 使用されている鉄骨の種類によって、重量鉄骨造と軽量鉄骨造に分けられ ます。木造住宅ほどではありませんが、設計の自由度が高く、耐久性が高いことが特徴です。
RC 造とは「鉄筋コンクリート造」の略称で、鉄筋の間にコンクリートを流し込む構造です。 コストは他の構造に比べて高くなってしまいますが、耐火性や遮音性が高く、大空間を実現できます。